February 22, 2012

自身につながる機会

今日偶然にも人にお会いして自分の作品について話をさせてもらう機会を得た。

今まで、というかここベルリンに来る前まで、個人的には自分の作品に自身はあったが、それを他人から賞賛されることなどあまり期待していなかったし、そこまでのものだとも正直思っていなかった。何が伝わるのか/伝わらないのか、何に共感されるのか/されないのか、どのように理解されるのか/されないのか、そのような線引きを人に会い話をするたびに精度が上がっていくのは感じていたが。
今日の経験を通して、気付いたこと。臨機応変な判断能力、コミュニケーション能力に基づいた深遠な思考は、必ず人に少なくとも多少は響くということ。

この繰り返しに拠ってでしか、自分のボーダーのミリ単位での調整は利かないのだと思う。無駄な一言で会話をぶちこわしたこともあるし、余計な1本の線で画の意図をくるわせたこともある。一歩ずつですね。

歩んでいるということが分かるのはとても幸せな気分です。
それがありの一歩だとしても。



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February 21, 2012

更新

全く書いていなかった2012年。

書けなかった。

決まらない事が多すぎて、どこで自分の整理をつければよいのか分からずに右往左往していた2ヶ月。

とりあえず、概略が決まりそうなのでけじめと報告の為に。

とりあえずあと約半年はベルリンの今の事務所にいる事になりました。
自分が求めていたものと、手に入れる事ができたものの乖離は未だに大きいけれども、それはそれで次への励みにするしかないと思っています。

今の事務所の同僚と共同生活を始めます。
ここ半年落ちつかない日々を送っていましたが、よい友人に巡り会い、おもしろい且つ心のゆとりを与える場所を作ろうという事でとんとんと話は進みましたとさ。もうすぐ引っ越しです。

フィンランドからとりあえず、一度身を引こうとおもっています。
学生の身分であるのでそれはそのうち清算しないといけないのですが、二兎を追う事は避けたいので。
自分のバックボーン、とりわけ人の生き方という面において多大な影響を今も与え続けている場所である事は変わりないので、その事を忘れぬよう、将来的なヴィジョンには含めつつ、その存在を大切にしていきたいとおもっています。


とりあえず、以上です。


カガワシンジはこっちでは
schnappchen=good deal
と呼ばれているそうです。

同じ事をいわせてみたいなと思いつつがんばります。



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January 22, 2012

滞るわけ

新年を迎えて何もしていないわけではなく。

ただただ、目の前にある様々な事情に自ら振り回されていると言うのが現状。

結論は未だに出ていませんが、それなりに自分ができる事が目の前にある日々の業務+意外にない事はある程度分かってきました。

人に恵まれ、仕事に恵まれ、場所に恵まれたとすれば、それ以外の事象は適当にこなせるようになるのだなと思えています。

あと少しで、また、自分の人生を大きく左右する決断が下ります。

それまではしばしご歓談を。

ステージで踊る前のあの高揚感をハンドルできるように、この不安とともにある何とも言えない感情をどうにかできたらなと今でも日々思います。

最近みた映画。der Pianist.




自分のボスがピアニストだとしたら、小指の一本にでもなって、自在に音を奏でられるような存在に慣れればと思う。

オススメです。



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December 28, 2011

正義と言う物差し

3泊4日で同僚の招待により家族だんらんの場にお邪魔させてもらっていた。
同僚は自分より5歳も若いが人としてとても大成した人物であると言える。
その同僚がいなければ、今の自分がなし得る事ができた事は失われていたかもしれない。技術や知識では覆いきれないものがこの建築という世界にも多く存在している事を彼女は共に過した多くの経験を通して自分に教えてくれたのではないかと思っている。

この経験を通して、今までも少しずつ凝固の過程にあったものであるが、大きく固まった事がある。それは当たり前の事かもしれないし、もしかしたら他の人にとっては当たり前の事かもしれないが、此処に忘却する前に記しておこうと思う。あまりにも当たり前すぎてあとから読み返して恥ずかしくなるのかもしれないという事は、ほろ酔い気分で書いていると言ういいわけで聞き流してくれればと思う。

まず、僕は建築家になりたい。
たぶん心のどこかで常に分かっていた事であり。他言した事も多々あるだろうし、それ以外の職業にこの僕が就けるのかよと言う突っ込みは重々承知していたとしても。
29年と少し生きてきて、たいして人のためになるような知識や技術も身につけず、未だに海外と言う得体の知れない闇の中をうろうろしている身としては心苦しい台詞なのかもしれないが。
人に、社会に、何かを提供できるという事自体が自分にとっては至上の事のように思えるので、その目標はどうしても成就させたい。資格云々を言い出すときりがないけれど、僕にはそういった概念が大きく欠如しているのでその辺はご愛嬌という事で。

そして、家を持ちたい。
自分で立てたいとかあまり興味がないのも失敬な話かもしれないけれど、単純に家を持ちたい。家族が周囲に影響されることなく守られている場を持ちたいと思う。そこに集まる人びとは同じ時間を、空間を、経験を一時的にでも共有しそして離れていく。自分自身が社会における労働力であると同様に、社会における一国一城の主であるという事は車の両輪のごとく大事であると言える。それをなし得る為にはいろいろ自分には足りないものが散在している事は重々承知の上で言える事と思えるが。30も手前の身で単身ベルリンという辺境の地にいる事から考えると、この目標は千里をも超えるような延々と続く道のりに思えなくもないのだけれども、、、

そして、自分の事務所を持つ。
これも、社会を知らない青二才の戯れ言ととってもらってかまわないと思えるほど、自分でも何を言っているのだかとおもうのだが、、、この辺はあまりにも薄暗いのでこれ以上の言及は避けたいところ。


自分にとっての正義を振りかざすだけなら誰にでもできると思う。それでも、自分の信じる正義を他人もが信じられる正義へと昇華させる事も不可能ではないと思う。

あと10ヶ月もしないうちに30になる。

笑ってしまうくらいに亀な自分がいる。もっと足は速い方だと思っていたし、状況判断も的確な方だと思っていた。多少寝る事はあっても、人並みにある頂目指して走っていけると思っていた。

自分の自分に対する思い込みというのは恐ろしいもので、気付けば最後方をひとりのんびりと歩いているではないか。

右往左往しながら、道に迷い、途方に暮れながら、10日間くらいの服しか持たずうろうろしているではないか、、、


でも、たぶん、この3つだけはいつか死ぬまでに成し遂げようとやっと思えた2011年の暮れ。


正義と言う言葉が、正義と言う定義が存在するとすれば、これ以上僕はこれを譲らないで生きていきたいと思う。


幸運としか言えないような人との出会いに恵まれて生きている。


この正義が(仮にあるとして)成就した日にそれを持って恩返しとしたい。

たぶん2011年においてこれが最後の更新になるだろうから。

2011年は、、というか今まで29年間お世話になりました。
2012年も今まで以上にお世話になる気満々でいます。

そこのところを承知の上で今後もお付き合いいただけると、僕としても大変うれしくおもいます。



2011年12月27日
ベルリン

澤谷徳幸

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December 12, 2011

喜憂の形

自分が思っているほどに自分は意志が弱くその前に崩れ去った未来予想図は数知れず。

先週は一週間の有給をとってヘルシンキから訪ねてきてくれていた友人らを接待。

ベルリンフィルに始まり、カフェ三昧、買い物等等。願わくばベルリンを堪能していただき、自分がいる間にもう一度でも来てくれればなという思いでの一週間。

その一方で、事務所は年末のクリスマスイベント。チームのディナーや事務所全体でのクリスマスパーティー。おおきな事務所に勤めた事のない自分としては自分の居場所が大きな懐のうちにあるという事の安心感をしみじみと感じている次第であります。願わくば、この流れを見失わぬまま、現在設定しているゴールへと突っ走っていきたいものです。

お酒は飲んでも飲まれるなとよくいいますが、飲まれてなんぼの世界というものの存在も一方であるわけで、そのバランスの中で、翌日の後悔と懺悔の時間に思い至った決断が数時間後には裏切られていると言う事の連続は何ともし難い僕自身の意志の弱さと流れやすさの照明器具です。。。

もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。全くその通りだなと思う限りです。

自分の手元にない決定権をどのようにして操作するか。

そこに関して最大限の興味を抱いているわけですが、その規模の大きさ的にどうしても抗えないのではないのかなとなかば諦めからくる祈りを日々捧げています。

明日から久々の仕事復帰です。楽しみで仕方ありません。遠足の日に何度も寝坊した経験からすると、早く寝床につく事が受難を避ける唯一の路なのかなと。寝ませう。


ドイツ語、、、ドイツ語、、、日々の努力ができないやつはしんだらええねん、、と日々泣き言のようにつぶやきながら勉強せずにのらりくらりとしているのは僕です。

ふ〜〜〜〜〜〜

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