9.Oktober.2011

窓を通して見える中には

ベルリンに来て数週間が経過した。
日々新しい事に取り組む中で物事がピクチャレスクになってしまう前に書き記そうと思う。

自分の想像できる範囲において最高の事務所での底辺からのスタート。
物事は思っていたよりも彼の建築らしく整然としたものであった。

ヨーロッパ人でない自分のとって第3国で給料をもらうという事のハードルの高さに四苦八苦していた先月の状況とはうってかわり、法規的に許されている身としての滞在は楽だ。

インターンという立場ながら、チームであるという歓迎は何よりも自分にとって嬉しいものであった。言語の壁を乗り越える事はやはり時間がかかるけれども、そこに対してどこまで突っ込んでいけるか、どこまでここのパーツとしての能力は最大限に発揮できるかを自分に見ていたい。

ベルリンという街は自分の立場にとてもしっくりくるものである、と思う。都市として誰に帰属するでもなく、どこに似るでもなく、何と成るでもなく、「都市」としてそこにあり続けている様は、自分の定義する都市に近い。

自分に足りないものを与えてくれる場所である事は間違いないと思う。そこからどこまで自分の貪欲さと幸運で前に進めるか、こればかりは、神のみぞ知る。


最近答えが出そうな2つの概念。LUCKとFUTURE RESPONSIBILITY

自分は賭け事が大嫌いだ。パチンコも麻雀もしない。明らかに存在するリターンの平均値がマイナスであるという事実の前にどうしても手を上げる事ができないからだ。でも、よく考えれば自分の人生自体が大きな賭け事のようにも見えなくもないなと思うようになって来た。そこに明らかに存在する幸運による選定。それはどのような状況においても発生し、何百分の一とも言えなくもない鳥瞰すれば誰ものる事のない賭け事。

リターンに寄ってしか動けないという事は今後一切しないようにしたいと思う。

期待値などというものに自分の人生が当てはまる事など到底あり得ないのだから。


ヘルシンキという場所を離れて、どれほど自分がヘルシンキを、フィンランドを、フィン人を、フィンランド建築/デザインを知っていたか知らなかったかを思い知らされた。

何も知らないわけではないが、知っている事などほんの一握りの事のみ。

ヨーロッパの異次元のように存在する場所。そこはそこなりのやり方、あり方がある事を知ってはいたが知らなかったなと思い知らされた。

雑多な事を吐き捨てる場所であるとしか使いこなせていなかったこのブログ。たぶんこれからもこんな感じで行くのだろうな。

自分を奮い立たせてくれたブログ。全くの面識のない人ではあるが、心の底から感謝したい。自分がこの瞬間に読めたという幸運にも。

Ben Kikkawa Blog How to 出世

そして、




ここにきて、なおいっそう人と場所が好きになれた気がする。
これは素直な感想として。


修士論文/制作は滞ったまま。

これはどうしたものかと思う事も多々あるが、全力投球/巧みな采配に賭けるしかないのかなと。


久々の更新、

今後は頻繁に、

n_sawaya_in_canada at 21:23│Comments(3)この記事をクリップ!Berlin | [#diary]

この記事へのコメント

1. Posted by ben    4.January.2012 07:20
Good Luck!!
2. Posted by ben    4.January.2012 07:32
パリにいる福地君の先輩かな?
見覚えのあるサイトです。

Happy New Year!
3. Posted by nori   22.January.2012 21:50
>ben

はじめまして、本当は現状のあやふやな身分ではなくて、次のステップに立ててから、こちらからご連絡差し上げたいなと思っていたのに先にコメントいただいてしまいましたね、、、すいません。僕の身分に関してはご察しの通りです。
このコメントをbenさんがみられるかは別として、もう少ししていろいろ明快になったときにメールさせていただきます。


Happy New Year!!

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